劇団印象-indian elephant-第24回公演
瘋ふう癲てん老人日記
原作:谷崎潤一郎 構成・演出:鈴木アツト
2019年10月2日(水)~6日(日)
会場:下北沢・小劇場B1

強ク、美シイ女ニ、踏マレテ死ニタイ。
「瘋癲老人日記」は、谷崎潤一郎の最晩年の傑作。《老人の生と性》を主題に、谷崎のユーモアが最も発揮された作品だ。77歳の督介が、息子の嫁“颯子”の“足”に異常な執着を見せながら魅かれていく。その姿は、もの悲しくも見え、滑稽にも見える。いくつもの顔を持つ、ヒロインの“颯子”も魅惑的だ。脚の美しい元踊り子、男を支配する悪女、慈愛に満ちた菩薩、そして、記憶の中の母親をも感じさせる。死へ向かうひとりの老人の、人生最後の狂恋の物語。
谷崎、最晩年の
傑作を舞台化!
公演日程
2019年10月2日(水)~6日(日)
10月2日(水)19:30★
10月3日(木)19:30★
10月4日(金)14:00/19:30
10月5日(土)14:00/18:00★
10月6日(日)13:00★/17:00
受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。
未就学児の入場はご遠慮ください。
上演時間:90分(予定)
★終演後アフタートークあり
※6日(日)13:00の回、チラシには記載がございませんが、
アフタートーク追加しました!(8/27更新)
2日(水)19:30の回
ゲスト:坂本葵氏(小説家、「食魔 谷崎潤一郎」著者)
「女性をどう描く?谷崎文学ヒロインの複数の顔とは?」
3日(木)19:30の回
ゲスト:鈴木裕美氏(演出家)
「小説をどう舞台化する?原作と俳優の魅力を引き出す演出とは?」
5日(土)18:00の回
ゲスト:岡野宏文氏(ライター、編集者、「百年の誤読」著者)
「岡野宏文が、劇団印象版「瘋癲老人日記」の誤読を斬る!」
6日(日)13:00の回
ゲスト:金原瑞人氏(翻訳家、法政大学教授)
「オリジナルをどうアレンジする?時代に合わせた新翻訳・新解釈とは?」
CAST

近童 弐吉

落合 咲野香

杉林 志保
(劇団印象-indian elephant-)

松田 珠希

宮山 知衣

山村 茉梨乃
(劇団印象-indian elephant-)

吉岡 あきこ

岡田 篤弥
TICKET
(全席自由)
【前売】一般 3,500円 U25 3,000円
【当日】一般 4,000円 U25 3,500円
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【初日割】一般 3,000円(10/2(水)19:30の回のみ)
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【早割】3,000円(一般・U25共)(〜8/31ご予約分まで!)*終了しました。
*U25は、25歳以下。(当日要証明書)
*当日券は各料金500円UP。
*未就学児入場不可。
★やさシートオプション[各回、限定20席]ございます!(+300円)
事前に中央付近・背もたれ付きのお席を確約します!(ご予約の際、備考に「やさシートオプション希望」とお書きください。)
好評につき、10席→20席に増席いたしました!また、以下の回は、定員に達したため、締め切りました!
※10月2日(水)19:30 、3日(木)19:30、4日(金)14:00、6日(日)13:00
会場/アクセス
下北沢・小劇場B1
京王井の頭線の方は、中央口改札より徒歩約8分
小田急線の方は、東口改札より徒歩約8分
劇場への行き方はこちら!
http://www.honda-geki.com/map/b1-kita.html
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-8-18 北沢タウンホール地下1階
tel/03-6416-8281
原作:谷崎潤一郎
STAFF
構成・演出:鈴木アツト
舞台美術・小道具:西宮紀子
舞台監督:中野雄斗(ステージワークURAK)
照明:篠木一吉((有)創光房)
音響:斎藤裕喜(Québec)
衣裳:西原梨恵
振付:山村茉梨乃
絵:大野舞"denali"
宣伝美術:沼上純也(イヰマ)
舞台写真:菅原康太
音楽・制作:村上理恵
協力
テアトル・エコー放送映画部、TENCARAT Plume
助成
芸術文化振興基金
企画・主催
特定非営利活動法人 劇団印象-indian elephant-
劇団印象-indian elphant-について
“印象”と書いて”いんぞう”と読む。
劇団印象-indian elephant-は劇作家・演出家の鈴木アツトを中心に2003年に設立。「遊びは国境を越える」という信念の元、”遊び”から生まれるイマジネーションによって、言葉や文化の壁を越えて楽しめる作品を劇作し、観劇後、劇場を出た観客の生活や目に映る日常の景色の印象をガラッと変える舞台芸術の発信を目指している。
「グローバル・ベイビー・ファクトリー」で、第18回劇作家協会新人戯曲賞最終候補。「青鬼」で若手演出家コンクール2012優秀賞・観客賞受賞。海外では、これまでに韓国、タイ、イギリスにて上演や共同制作を行う。最新作は「Ciuf Ciuf!」(ポーランド)。
